外国人技能実習制度に代わる新制度1年で転籍可能に!
「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第12回)」出入国在留管理庁のホームページに掲載されました。
出入国管理庁ホームページ
https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/03_00001.html
最終報告書たたき台としての発表ですが、新制度のポイントは下記の通りです。
・新制度は基本的に3年間
・1年で転籍が可能(試験合格が条件)
・受け入れ企業が一定の来日前手数料を負担するなどの仕組みを導入(コスト増)
外国人技能実習制度の唯一のメリットである3年間の転職不可は1年に短縮された形になります。
そのため、これまでのように最賃での雇用は難しくなると思われます。
また、来日前手数料を受け入れ企業が一部負担が必要になることはコスト増と言えます。
今回1年は転籍不可となっていますが、失踪する人は1年以内でも失踪するので、この問題はそれほど解消しないのではないかと考えます。